冷暖房空調設備
アサヒ技建で行う冷暖房空調設備は、ファンコイルユニット方式です。
ファンコイルユニット方式とはファン(送風機)とコイル(熱交換器)をユニット化したファンコイルユニット(空調機)を室内に置いて冷暖房を行います。
機械室などに熱源機器を集約設置して冷温水を作ります。作られた冷温水は各室やゾーンごとに設置されるファンコイルユニットに供給され、ファンコイルユニット内部の冷温水コイルで熱交換してファンで冷温風を送り出します。
このシステムの熱源の位置は中央熱源方式、熱輸送の面では冷水や温水を供給する水方式です。水の温度で空気の温度を調整するため、水源の確保や設置場所など、水の管理には気を遣いますが、ユニットごとにON/OFFの切り替えや温度調整ができるなどからホテルの客室といった小部屋ごと、ゾーンごとの空調から大規模な空調まで幅広く使われます。
空調機となるファンコイルユニットは天井吊り、壁掛け、床置きなどが可能で、設置場所の選択の自由度が高いのもファンコイルユニット方式の長所の一つといえます。
ファンコイルユニット方式は室内の空気を循環させる空調方式のため、別途、換気設備が必要になります。一般的には外気用空調機を設置し、屋外から新鮮な空気を取り込んで送ります。このような空調方式をダクト併用ファンコイルユニット方式といい、熱輸送の面では水・空気方式となります。
空調で生活を支える
空調の良し悪しが生活の質にどれほど左右されるかというのはあまり知られていない話かもしれません。
健康の維持を支える
適切に保たれた室温はストレスの軽減にもつながります。
また、ハウスダストや花粉、臭いなどを減らす空気清浄システムや換気システムは、健康維持に加えて生活ストレスの緩和にも役立ちます。
生産性や集中力を支える
暑すぎる、臭いを感じるなど、空調が整っていない空間では、不快感に気を取られがちです。こうした状態では仕事も勉強もはかどりません。
空調設備工事によって適度な室温や清潔な空気を維持し、ストレスを減らすことができれば、仕事や勉強に集中しやすくなります。
企業や店舗のイメージを支える
訪問した際に、その場所の空気や温度が快適だと、自然と人は好印象を持つものです。オフィスなら取引相手、店舗ならお客様が心地よいと感じる空間は、さまざまな形でプラスに働きます。